大泉ほんだクリニック 泌尿器科・内科

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腹圧性尿失禁

腹圧性尿失禁

腹圧性尿失禁起き上がった時や咳をした時、すなわちお腹に力が加わった時に漏れてしまう尿失禁を腹圧性尿失禁といいます。

出産や肥満・加齢によって膀胱や尿道を支えている骨盤底筋や靱帯が緩んでしまうことが主な原因ですが、尿道に潤いがなくなり、腹圧がかかった時に尿道を接着して閉じておく(シール効果)ことができず、尿が漏れてしまう場合もあります。

診断としては、問診・排尿状態を把握するための尿流残尿測定を行います。また、実際の漏れの程度また骨盤性器脱の合併の有無を見るために、内診(婦人科の台に乗ってもらい、診察)も行います。

治療

軽症では骨盤底筋体操といった、骨盤の筋肉を鍛える体操で改善する場合があります。当クリニックでは骨盤底筋体操について指導を行っております。また骨盤の筋肉を電気刺激する低周波干渉治療も当クリニックで行っています。この方法は1回20-30分ですが、効果が出てくるまでは1-2週に一度通院が必要になります。薬物治療もありますが、効果が乏しい傾向にあります。 保存的治療により改善しない場合、手術治療をお勧めします。手術はおなかを切るのではなく経膣式の方法(TVT TOTなど)が一般的で、9割以上の成功率があります。

手術を必要とする場合は、専門病院に紹介させていただきます。

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